ステップ6. ハンズオン終了後のあと片づけ（SORACOM回線を使ったスマートフォンとAWSサービスを用いた画像認識サービスを構築する）

当コンテンツは、エッジデバイスとしてスマートフォン、クラウドサービスとしてAWSを利用し、エッジデバイスとクラウド間とのデータ連携とAWSサービスを利用した画像認識を体験し、IoT/画像認識システムの基礎的な技術の習得を目指す方向けのハンズオン(体験学習)コンテンツ「SORACOM回線を使ったスマートフォンとAWSサービスを用いた画像認識サービスを構築する」の一部です。

ステップ6. ハンズオン終了後のあと片づけ

ご利用いただいたAWSの各種サービスには無料利用枠がございますが、無料利用枠を超えた場合は従量課金が発生します。

ハンズオンを行い、環境が不要となれば各種リソースを削除することを推奨します。

目的

作成したAWS環境の各種リソースを削除する

概要

AWS Cloud9の環境を環境を削除する
AWS Rekognition コレクションを削除する
S3バケットを削除する
Lambda/API Gatewayを削除する
IAM情報を削除する
SORACOM SIMグループを削除する

6-1. AWS Cloud9 環境を削除する

AWSコンソールにログインし、AWS Cloud9の環境を削除します。

6-1-1. Cloud9サービスに移動する

画面上部の「サービス」をクリックし検索窓に「cloud」と入力し、候補から「Cloud9」を選択してください

6-1-2. 顔認証コレクションを削除する

Cloud9環境を削除する前にステップ2-3で作成した顔認識用に作成したコレクションを削除します。

右ペインの「＋」をクリックして「New Terminal」をクリックする

以下のコマンドを実行し、コレクションの一覧を確認する

$ aws rekognition list-collections 
{
  "FaceModelVersions": [
      "5.0"
  ], 
  "CollectionIds": [
      "yamada-authentication-collection"
  ]
}

以下のコマンドを実行し、対象のコレクションを削除する collection-idには自分が削除するコレクションIDを入力してください
```
$ aws rekognition delete-collection --collection-id "yamada-authentication-collection" 
{
  "StatusCode": 200
}
```
再度、以下のコマンドを実行し、コレクションの一覧から削除されていることを確認する
```
$ aws rekognition list-collections 
{
  "FaceModelVersions": [],
  "CollectionIds": []
}
```

6-1-3. Cloud9環境を削除する

ステップ1-1で作成したCloud9環境の右上の丸を選択し「Delete」ボタンをクリックする
入力欄に「Delete」を入力し「Delete」をクリックする

※ バックグラウンドで削除処理が進み、時間が経てば削除されます

6-2. Amazon S3バケットを削除する

S3バケットを削除します。

6-2-1. S3サービスに移動する

画面上部の「サービス」をクリックしてください
検索窓に「s3」と入力し、候補から「S3」を選択してください

6-2-2. Collection登録用のS3バケットを削除する

ステップ2-1で作成したコレクションに登録する画像をアップロードするためのバケットを削除します。

バケット検索欄にステップ2-1で作成したバケット名の一部を入力し検索する
対象バケットの左側にチェックをつけ「削除」ボタンをクリックする例）yamada-rekognition-collection-source
削除するバケットの中にオブジェクトがあるため、最初に空にすることを求められます「空のバケット設定」をクリックする
「完全に削除」と入力し「空にする」をクリックする
空になったので「バケットの削除設定」をクリックする
削除するバケット名を入力して「バケットを削除」をクリックする

6-3. AWS Lambdaを削除する

ステップ3−1で作成したAWS Lambdaを削除します。

6-3-1. Lambdaサービスに移動する

画面上部の「サービス」をクリックしてください
検索窓に「lambda」と入力し、候補から「Lambda」を選択してください

6-3-2. AWS Lambdaを削除する

キーワード検索欄に3-1で作成した関数名の一部を入力し検索する
対象の関数の横のチェックをつけて「アクション」メニューの「削除」をクリックする
削除確認画面で「削除」ボタンをクリックする

※ 削除確認画面に記載があるようにLambda削除時にはロールとログは削除されませんので、必要であれば別途削除する必要があります。

6-4. API Gatewayを削除する

ステップ3-2で作成したAmazon API Gatewayを削除します。

6-4-1. API Gatewayサービスに移動する

画面上部の「サービス」をクリックしてください
検索窓に「api」と入力し、候補から「API Gateway」を選択してください

6-4-2. Amazon API Gatewayを削除する

キーワード検索欄に3-2で作成した関数名の一部を入力し検索する
対象の関数の横のチェックをつけて「Actions」メニューの「Delete」をクリックする
削除確認画面で「削除」ボタンをクリックする

6-5. IAM情報を削除する

ステップ3で作成したLambdaにより自動生成されたロール・ポリシーのIAM情報を削除します。

6-5-1. IAMサービスに移動する

画面上部の「サービス」をクリックしてください
検索窓に「iam」と入力し、候補から「IAM」を選択してください

6-5-2. Lambdaにより自動生成されたポリシーを削除する

左メニューのアクセス管理欄の「ロール」をクリックしてください。
検索窓部分に作成したLambdaの関数名の一部（名前）を入力し、対象となるLambda関数名のついたロール名をクリックしてください。
「アクセス権限」タブ内のポリシー「AWSLambdaBasic~」の名前部分をクリックしてください。
「ポリシーの削除」をクリックしてください。
表示された画面で「削除」をクリックしてください。

6-5-3. Lambdaにより自動生成されたロールを削除する

左メニューのアクセス管理欄の「ロール」をクリックしてください。
検索窓部分に作成したLambdaの関数名の一部（名前）を入力し、対象となるLambda関数名のついたロール名をクリックしてください。
「ロールの削除」をクリックしてください。
「はい、削除します」をクリックしてください。
以上でLambda作成時に自動作成されたIAM情報(ロール・ポリシー)の削除は完了です。

6-6. CloudWatch Logs情報を削除する

ステップ3で作成したLambdaにより自動生成されたログ情報(CloudWatch Logs)を削除します。

6-6-1. CloudWatchサービスに移動する

画面上部の「サービス」をクリックしてください
検索窓に「cloudwatch」と入力し、候補から「CloudWatch」を選択してください

6-6-2. Lambdaにより自動生成されたロググループを削除する

左側メニューの「ロググループ」をクリックしてください。
検索窓にLambda関数につけた名前の一部（例：yamada）を入力し、対象のロググループ(/aws/lambda/{Lambda関数名})にチェックをつけてください。
アクションの「ロググループの削除」をクリックしてください。
ロググループの削除画面の「削除」をクリックしてください。
以上で、ロググループの削除は完了です。